風邪には抵抗力が一番。市販の風邪薬は薬剤師に相談を
風邪には抵抗力が一番だそうです。「インフルエンザや風邪に負けない身体をつくっておこう」で、免疫力を高める必要性について見ました。ここでは、風邪に対しての抵抗力を付ける食品や、風邪薬の考えなどを調べます。 風邪の原因のほとんどはウイルスによって起こります。ウイルスを退治するためには、根本的に身体の抵抗力をつけることが大切です。身体の抵抗力を養うには、安静、保温、栄養補給が最も必要となります。
風邪の時には、いつもに比べて食欲がないことが多いのですが、だからといって食べないのではなかなか回復しません。 風邪を引いてしまったら免疫力を上げて風邪に打ち勝つことが大事です。 そのためにはすぐエネルギーになる炭水化物、糖質と代謝を高める蛋白質をたっぷり摂ることが必要です。 このとき働きを手伝うビタミンB群忘れずに一緒に摂ることも重要です。 また、ビタミンCには白血球の働きを高めて免疫力を高める働きがあります。 風邪の時は通常の所要量より多く、100〜200mgくらいのビタミンCを摂ることが望ましくなります。 沖縄バヤリース カムカム100 アマゾンカムカム100% スマイルサプリ カムカムビタミンC
ビタミンA・β−カロテンは喉や鼻の粘膜を保護してくれる働きがあります。 不足すると鼻や喉の粘膜が乾燥してウィルスが侵入しやすくなります。 熱がある時は普通の時より蛋白質の分解が進むので消化の良い蛋白質をしっかり摂ることが必要です。 体温が1度上がると2倍の蛋白質が分解され熱が高くなればなるほど普段よりたくさんの蛋白質が必要になります。 また熱があるときには忘れずに十分な水分補給が大事です。 それ以外に生姜や葱、ニンニクなど、身体を温める野菜の働きも効果があります。
白い部分は「葱白」と言って漢方でも風邪に効果があることで知られています。 葉の緑の部分はβ−カロテンやビタミンCが豊富です。
他にもカリフラワー、梅干し、カボチャ、大根、玉葱、ニラ、パセリ、キンカン、葛、らっきょう、梨、ザクロ、南天の実など が風邪対策に用いられるようです。
風邪は引き初めが肝心です。消化がよく身体が温まる料理が一番です。身体が暖まれば血液の循環がよくなり、粘膜が修復され免疫力も高まります。 温かい芋や野菜のスープなどはお勧めです。 そのほかに葱のお粥、春菊の白和え、白身魚の生姜あんかけ、カリフラワーのポタージュ、キンカンのミツ煮(キンカンの皮の部分はビタミンCが豊富)、梅干しの黒焼きなどもいいようです。
「風邪に打ち勝つ抵抗力をつけるため、特に意識して取りたい栄養素はビタミンA、亜鉛、鉄です」と言うのは料理研究家の前川メグさん。 口や鼻の粘膜は、風邪のウイルスなどの侵入を防御している。粘膜を正常に保つのがビタミンAで、カボチャ、ニンジン、ウナギ、銀ダラ、モロヘイヤ、春菊に多く含まれる。 亜鉛は「風邪への抵抗力をつける。米国では疲れた時にサプリメントで補う人が多い」と前川さん。カキ、カシューナッツ、ラム肉、するめ、そら豆、ホタテに多い。 鉄は「集中力の低下や疲労感を防ぐ働きがあり、心身のベース作りに必要。身体全体の機能を高めてくれる」そうだ。代表的な食材は大豆、アサリ、青のり、きな粉、納豆、豆腐、ほうれん草、レーズン。 「これらの食材を組み合わせて積極的に取ることで、免疫力を高めることができる。外食でもカキ鍋や湯豆腐を食べるなど、ちょっとした心掛けが大事」という前川さんは数年間、風邪知らずだそうです。
のどが痛いし、せきも出る。薬局に行くと、棚いっぱいの風邪薬。「発熱」「せき、たん」「鼻水、鼻づまり」と症状別だけでなく、「総合感冒薬」もある。手に取ると、「イブプロフェン」「塩化リゾチーム」などの成分名。CMで耳にしたことがあるけど・・・。
とはいえ、副作用や飲み合わせの危険があることに変わりない。 例えば、のどや鼻の炎症を鎮める「塩化リゾチーム」。卵白から抽出される成分で、卵アレルギーのある人は飲んではいけない。「鶏卵による過敏症状(発疹、発赤、かゆみ、浮腫等)を起こしたことがある人」などと注意書きが外箱にある市販薬もあったが、成分表示だけの薬もあり、注意が必要です。 緑内障や前立腺肥大症など持病のある人は「使用上の注意」や成分表をよく読むことが大切です。 厚生労働省は「薬事法に従い必要に応じて記載すべき事項を製薬会社に通知しています」と話す。だが、素人には分かりづらく、薬事情報センターは「迷ったら薬剤師に相談を」と言っています。 市販薬の販売にあたって、日本薬剤師会は「発病からの経過」「主症状」「服用者の性別、年齢」「アレルギー歴」「病歴」「服用中の薬の有無」などを確認するよう薬剤師に提案している。 薬剤師は飲み方や生活について助言し、症状や病歴によっては病院での受診を勧めることもあるという。市販薬を上手に利用するために、薬事情報センターは「行きつけの薬局、顔なじみの薬剤師さんを作るといい。 服用中の薬や『お薬手帳』を持参すると、より的確に薬を選ぶことができる」とアドバイスする。薬剤師に持病などを知ってもらい、気軽に薬のことを聞けるのはありがたい。なじみになるのは飲み屋やスーパーだけではないんですね。 後略--詳細
日本薬剤師会中央薬事情報センター(電話番号:03-3353-2251)
記述してある内容につきましては、充分調査してある積りですが、参考になさる場合には、個人の責任でお願いします。万一、損害や被害に遭われても、当方では一切の責任はもてません。 |
この改行は必要→