チャーガでがんを抑制する免疫療法
治療の難しい癌(がん)を予防し、治療するために免疫療法についての研究が進んでいます。免疫療法とは、免疫力(病気を治す身体の力)を高め、その力で癌(がん)を消滅させようとする方法です。
最近、免疫力を劇的に高め、癌(がん)を撃退できると話題になっているキノコがあります。それは、チャーガ(かばのあなたけ)と呼ばれる、キノコです。 チャーガとはロシアでの呼び名で、日本では、「かばのあなたけ」といわれます。チャーガは、白樺などの幹について育つ貴重なキノコです。北日本からシベリア地方にかけて、北半球に分布しています。
ロシアでは古くから、チャーガは健康にいいとされて、細かく砕いたチャーガを煎じたお茶がよく飲まれてきました。
日本で広く知られるようになったきっかけは、ロシアのノーベル賞作家ソリジェニツィンの小説「ガン病棟」です。 チャーガについての研究が進められ、その含有成分が明らかになりました。その結果、癌(がん)を撃退する成分が豊富だということが分かりました。 チャーガにはベータ グルカンという成分が、アガリクス(抗がん作用が強いといわれるキノコ)の2倍以上も多く含まれています。 ベータ グルカンは、癌(がん)細胞をやっつけるマクロファージなど、免疫力にかかわる細胞を活性化して、癌(がん)を撃退する効果があります。 また、SOD様活性物質という成分も豊富で、アガリクスの約23倍も含まれています。SOD(抗酸化酵素)とは、癌(がん)細胞を作る原因になる活性酸素(攻撃性の強い酸素)を無害にする体内酵素のことです。 このSODと似た働きをするのがSOD様活性物質です。その上、チャーガには、サポニンという「えぐみ成分」も含まれています。サポニンには、食べ物に含まれる脂質の吸収を抑制したり、分解する作用があります。 日本人に癌(がん)が増えたのは、肉やお菓子を沢山食べ、脂質の摂取が多くなったことも、原因のひとつだと考えられています。このサポニンも間接的に、癌(がん)をやっつける成分だといえます。
日本でも城西大学教授の和田政裕博士がチャーガを摂取すれば、免疫力が高まることをネズミの実験で確認しています。 これによると、チャーガは癌(がん)に効くといわれている食品の中でも、特に免疫力を高める働きが強力だとわかったのです。 こうしたことから、最近、チャーガの栄養補助食品を癌(がん)治療に使う医師が増えてきています。佐藤先生もその内のお一人だと、記していらっしゃいます。 そして、その驚くべき効果を目の当たりにしています。チャーガを治療に取り入れてからというもの、癌(がん)が治る人が増えているのです。 特に多く治っている癌(がん)は「乳癌(がん)」です。乳癌(がん)なら、初期でも末期でも、チャーガで何かしらの改善効果が得られているのです。乳癌(がん)の患者サンには、大変、心強いみかたを得たようなものです。
乳癌(がん)の例でみてみると、チャーガをとりはじめて、2週間〜1ヶ月で食欲が出てきて、抗癌(がん)剤の副作用による痛みや不快感が消えてくるそうです。 そして、1ヶ月〜2ヶ月で、癌(がん)細胞が縮少し始め、結果的に消失してしまう人までがいると言うのです。 チャーガと一口に言っても、チャーガが育つ土壌中の成分が違えば、おのずとチャーガに含まれる有効成分にも違いがでてきます。有効成分が豊富なロシア産のチャーガが良いかと思います。
チャーガにはずば抜けた抗酸化力が備わっています。その力はアガリクスの23倍もあります。メシマコブにいたっては330倍にもなります。 チャーガの組織成分の中で最も注目されているのが多糖類(ベータ グルカンとサポニン)です。他のキノコ類に比べて含有量が多いのが特徴の一つです。 多糖類というのは、たくさんの単糖が結合した高分子のことです。もともとキノコ類は良質の多糖類が多く含まれております。チャーガの多糖類の作用は主として生体の免疫力を高め、癌(がん)細胞の成育を阻止する働きです。 またチャーガが注目される理由のひとつに、老化などを防ぐSOD様活性物質(活性酸素を除去する物質)が他のキノコに比べて圧倒的に高い事にあります。 体内で活性酸素の発生率が一番高いところは小腸と大腸です。つまり腸の健康を整えることで体全体が健康になっていきます。 チャーガには不飽和脂肪酸の過酸化を防止する作用があります。過酸化脂質や老化の指標であるリポフスチンが出来るのを防ぐ作用が強力に働きます。 チャーガで多くの人が、救われるといいですね。
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