牡蠣(かき)と亜鉛を健康おたくが調査
男性の生殖器、特に前立腺には肝臓の約2倍の亜鉛が含まれていると言われています。セックスミネラルといわれるゆえんです。 亜鉛はたんぱく質の合成に大きく関わり、70以上の酵素の構成成分として代謝に関わっています。DNAの合成やエネルギーの代謝、ビタミンの吸収と働き、男性ホルモンの合成、生殖機能の促進、発育に不可欠です。 抗酸化酵素やインスリンホルモンの構成要素、味覚を正常に保つなど重要な働きをしています。亜鉛は吸収されにくい栄養素ですが、ビタミンCやクエン酸は亜鉛の吸収を助けてくれる、お役立ちアイテムです。 ビタミンCとクエン酸の両方を含む代表的な食品がレモンで、生牡蠣とレモンを一緒に食べれば、亜鉛を効率よく摂るための最強メニューといえます。
知らず知らずのうちに、日本人の女性に亜鉛欠乏の危機が迫っています。そして、その亜鉛欠乏が最も顕著に現れる症状に老化があります。亜鉛の欠乏は老化を進行させるのです。 老化を防ぐ為には、まず古い細胞を壊すことが必要です。人間の身体は、古い細胞が壊れないと、新しい細胞は生まれません。つまり、細胞を壊す作業である細胞の分解が必要なのです。 古い細胞を分解する為に働くのが細胞分解酵素です。まずは細胞同士の結合を1つ1つに切断します。 さらに1つになった細胞を別の細胞分解酵素が細かく切断します。それを細胞の分解と呼びます。 これらの細胞分解酵素が働く為に欠かせないのが亜鉛です。亜鉛が不足していると、細胞分解酵素が働かず古い角質が残り、老化につながってしまうのです。
牡蠣(かき)は「海のミルク」ともいわれ、栄養が豊富な優れた食材として昔から知られています。イカやタコより豊富なタウリンは、血中コレステロールの上昇を抑え、善玉コレステロールを増やします。 今注目されるのは、牡蠣(かき)のもつミネラル、中でも亜鉛です。免疫機能を高める亜鉛を牡蠣(かき)は群を抜いてもっています。牡蠣(かき)は100g中に13.2mgと抜群の含有量です。 DHAも魚介類ではトップクラスの含有量です。花粉症のつらい春、暑さに苦しむ夏も、栄養満点のかきで元気に乗り切りましょう。 牡蠣(かき)には蛋白質やカルシウム、亜鉛などのミネラル類をはじめ、さまざまな栄養素が多量に含まれる。「海のミルク」と呼ばれるゆえんです。カキフライのような揚げものや、鍋ものの具にして食べるほか、新鮮なものは網焼きにしたり生食されます。
縄文時代ごろから食用されていたとされ、室町時代ごろには養殖も行われるようになったようです。食用の歴史が非常に長く、日本人にはなじみ深い貝ですが、世界的にも広く食用とされています。
創業者である江崎利一が牡蠣(かき)の煮汁からグリコーゲンを採取し、それをキャラメルの中に入れた栄養菓子「グリコ」を製造しました。 1922年2月11日、大阪の三越百貨店で「グリコ」の発売を開始したのが始まりだそうです。その後「グリコ」は「ひとつぶ300メートル」のキャッチコピーとともに、ヒット商品となりました。懐かしいキャラメルです。
日本人と同じく生牡蠣(なまがき)を愛し、食するフランスの人たちの年間消費量は1人あたり約1kgだそうです。牡蠣(かき)の消費量は日本人と肩を並べているほどなのです。 また、日本ではあまり知られていませんがクリスマスの前夜、フランスでは定番のメニュ−として生牡蠣(なまがき)が登場します。 特にフランスの北西部のブルタ−ニュ地方が牡蠣(かき)の名産地として知られています。 ブルタ−ニュ地方にあるカンカルは漁師の町そして牡蠣(かき)とム−ル貝の養殖の町でもあります。遠浅の内海では牡蠣(かき)とムール貝が養殖され、それらを売る問屋や小売店が海岸通を埋めています。 実に牡蠣(かき)が卵を産み、私たちの手に届くまでの期間はおよそ18ヶ月。牡蠣(かき)が育つには様々な条件が必要です。 まず、水質は海水と真水がある場所でなければ牡蠣(かき)は育たないこと、(日本でもそうなのか?未確認)そして水温は21℃以下でなくてはいけないことなど。 勿論、水質は最も大切で決して汚染されていてはだめです。最大限の養殖家達の努力が牡蠣(かき)の名産地の名を守り続けているのしょう。 実は一昔前にフランスの牡蠣(かき)は絶滅の危機を迎えるという、 苦い経験をしたことがありました。その時にフランスの牡蠣(かき)の絶滅を救ったのは、日本から急遽輸入された牡蠣(かき)でした。 こんな所にも日本とのつながりがあるのです。日本とフランス、遠く離れている国の少しだけ同じ食文化。どちらの国の人達も食べることが大好きという点では大きな共通項かもしれません。
フランスでの牡蠣の(かき)一般的な食べ方は、殻を開けた生牡蠣に、ワインビネガ−に刻んだエシャロットを加えた酢で頂きます。勿論、櫛形、もしくは花形に切ったレモンも添えてください。 殻付の牡蠣(かき)が手に入ったら、牡蠣(かき)を持つ手には必ずタオルを巻いて十分に注意し、牡蠣(かき)の根元にナイフを入れます。 牡蠣(かき)が少し口を開いたらナイフを口先のほうにすべらせ、貝殻と牡蠣(かき)の接続部を少し傷つけます。こうすると牡蠣(かき)のフタは簡単に開きます。ナイフは専用のものを使ってください。 世界の国々の中で牡蠣(かき)の消費量が多いのは中国(中華人民共和国)、日本、大韓民国などです。ヨーロッパの国ではフランスが上位に入っています。 フランス人はとても牡蠣(かき)が好きらしく、牡蠣(かき)を専門に食べさせるオイスターバーという店さえあるそうです。 フランス人はほんとに牡蠣(かき)、それも特に生牡蠣が好きなようで、生牡蠣だけでいえば、フランスの消費量はトップクラスなんだそうです。
60mg以上の摂取ではHDL(善玉)コレステロールの血中濃度を低下させると言われています。2g以上摂取すると急性中毒を起こし危険です。 アルコールを良く飲む人やカルシウムを大量摂取している人、また、ピルを使用している人は亜鉛を多く必要とします。ビタミンB群、特にB6を一緒に摂取すると亜鉛の吸収が促進されます。
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