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ビタミンA


ビタミンAは、ガン発症の抑制に深く関わっている
ビタミンAは、脂溶性のビタミンで、体内に貯めておく事が出来る為、毎日補給する必要はありません。

皮膚や目の角膜、胃腸や肺、子宮などの内臓を含めた上皮細胞の粘膜の健康を保ち、癌の発生を抑制します。

適切な吸収には、ミネラルと脂肪が必要で、慢性的な脂肪の消化吸収不良により、まれに欠乏症(夜盲症、視力、免疫機能の低下、慢性の下痢など)が見られます。



このビタミンAに癌予防効果があることが次々に報告されています。 血液中のビタミンAの濃度と発癌率との間に相関関係がある事も分かりました。

それどころか、もしかすると癌細胞の後退促進にも重要な役割を担っているのではないかと考えられるようになっています。

ビタミンAには、初めからビタミンAのかたちで動物性食品に多く含まれるレチノールと、緑黄色野菜に含まれるβ-カロチンがあります。

レチノールは、動物性食品に多く含まれますが野菜類にはほとんど皆無です。一方、カロチンというのはプロビタミンAともいわれ、ビタミンA(レチノール)に変わります。


大量の取りすぎには、要注意
ビタミンAは化学名をレチノール(またはレチノイド)といい、動物性の食品にしか含まれていません。動物性食品から取れるビタミンAは、大量に取りすぎると毒性を発揮しますので、気をつけましょう。

頭痛(おもに後頭部)、疲労感、めまい、吐き気、嘔吐などや 、下痢、肌荒れ、発疹などの症状がでたりすることがあります。よっぽど取りすぎない限り大丈夫です。

植物性の食品に含まれているカロチノイドはプロビタミンA(βカロチン)といって、ビタミンAになる前の物質です。βカロチンにはそのような毒性はありません。

小腸、肝臓、腎臓などによって分解されて、ビタミAになります。脂溶性のビタミンなので油と一緒に召し上がると吸収率が上がります。

レチノールは通常80〜90%が吸収されますが、カロチノイドのなかのベータカロチンはそのままだと、30%以下の吸収率です。これが油に溶けると80%前後まで吸収率が上がります。


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不足すると、こんな症状
目に現れる症状として、夜盲症がその代表ですが、これになるほどのビタミンA欠乏症は普通の食生活ではほとんどありません。

不足気味で起きる症状として、眼球の乾燥で目がしょぼしょぼする。暗がりに目がなかなか慣れない暗順応失調。

近くから遠くのものへ視線を移動したときに焦点がなかなか合わない、視覚機能の低下等があります。

肌がカサカサになったり、白く粉をふいたようになります。鮫肌の原因にも考えられています。

粘膜では歯ぐきが弱り、歯がぐらついたり、鼻の粘膜が乾いて匂いが感じられなくなっりします。

髪の毛は艶がなくなり、抜け毛が増え、白髪も多くなります。

ほかに、食欲がなく胃がむかつき、何となく体がだるいなどの症状もビタミンAの不足が考えられます。

この他にも骨の発育に深く関わっており、成長期の発育不全もビタミンAの不足によるところが大きいようです。

また、人間の内臓の殆どは上皮細胞の一種である粘膜で覆われています。この粘膜の形成に関わっているのがビタミンAです。

これらの粘膜をいろいろな感染や癌細胞の発症から守っています。



簡単にまとめると 肌荒れ、視力低下
食欲不振

多く含む食品
牛乳、バター、チーズ、卵黄、レバー、魚の肝油 など

βカロチンを多く含む食品
ニンジン、ブロッコリー、カボチャ、ホウレンソウ、サツマイモ など


健康食品について、参考サイト
独立行政法人 国立健康・栄養研究所 「健康食品」の安全性・有効性情報
いわゆる健康食品ナビ  (東京都福祉保険局)



記述してある内容につきましては、充分調査してある積りですが、参考になさる場合には、個人の責任でお願いします。万一、損害や被害に遭われても、当方では一切の責任はもてません。


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