地震について考えておこう、地震への心得、備えを忘れずに


地震を正確に予知するのはまだまだ難しい。そこで地震にあったときは状況に応じて正しい行動が取れるように、地震について調べておこう。

9月1日の「防災の日」は、1923年(大正12年)の、この日に起きた関東大震災の教訓を忘れないようにという意味と、この時期に多い台風への心構えの意味も含て1960年(昭和35年)に制定されたものです。

暦の上では立春から数えて210日めを特に「二百十日」と呼びます。ちょうど稲の開花期に台風が来たり強風が吹き荒れることに注意を促したしきたりと言えます。
家庭では、いざという時に備え避難場所の確認や非常持ち出し袋を用意しておきましょう。

中身は一人で持ち出せる最低限のものを。また、一年に一度は必ず点検、電池やミネラルウォーター、缶詰などは古くなっていれば新しいものと交換します。

その他にも、災害直後には持ち出せなくても後々使用できるように水やインスタント食品を別にストックしておくと安心です。

阪神淡路大震災では、家具や家電の転倒による被害も多く報告されています。不安定な家具、また危険なものがないかなど、この機会にぜひ今一度家の内外の点検をしておきましょう。

その時、あなたはどうする! 緊急地震速報のしくみと心得
気象庁が発信しています。参考にどうぞ。
このビデオは、緊急地震速報のしくみと心得を分かりやすく解説し、緊急地震速報の普及を図ることを目的に制作しています。 企画・制作 : 気象庁 (2007年6月)




地震-どこで起こっても、いつ起こっても不思議ではない


近年、日本を含め、世界各地で大きな地震があり、多くの方が被害に見舞われました。地震調査研究推進本部が公表した地震予測では、30年以内に震度6弱以上に見舞われる確率が26%以上とされたのが、なんと24都道府県もありました。

最近頻繁に起こっている地震の報道を見て、「次は自分の住む地域では?」と不安を覚えている人も多いのではないでしょうか。 どこに住んでいても決して安心することはできません。

あなたの部屋には非常持ち出し袋を用意してありますか?ご存知のとおり、食料や水、ラジオや薬など、非常時の生活で必要なものを入れておき、逃げるときに持っていくものです。

このところの地震の多さに不安を感じ、万が一の場合に、ぱっと手にとって逃げれるよう、常備する人がふえているそうです。中身が完全でなくても、救助が来るまでの数日間、自分ひとりが生きていけるだけのものは揃えておこうとの考えです。

実際に被災してしまったときに必要なものはたくさんあるとは思いますが、全てを用意しておくのは容易ではありませんし、持ち出せない重さになってしまったら元も子もありません。最低限のものを考えておいた方がいいのではないでしょうか。

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地震で、ピアノが倒れテレビが飛んでくる
たんす、本棚などの大きな家具が、ドアや窓をふさぐ恐れがある位置にないか、チェックしてください。もしその可能性が否定できない場合は、早急に転倒防止金具やシート等を設置しておきましょう。

地震の際、建物が完全に崩れてしまわなくても、頭上から重たいものが落ちてきたり、また倒れた家具の下敷きになったりすることで、怪我をしたり逃げ遅れたりする原因になります。

地震に備えて、一人暮らしの方は部屋をじっくりチェック
部屋の中で危ないところがないか、実際に地震が起こったときのことを想像しながら確認しましょう。例えば、一人暮らしに多いワンルームでは、キッチンや寝室など、すべての生活空間が同じになります。ベッド脇に食器が入っている収納があれば、揺れでそれらが頭の上に一気に落ちてくることも考えられます。

ねじや釘なしでの家具の転倒防止
タンスや本棚、食器など倒れてきて危険なものは、転倒防止の補強をしましょう。賃貸住宅ではねじや釘を使えないことも多いと思いますが、突っ張り棒や転倒防止用の耐震マットなどを使えば、かなりの揺れでも抑えることができます。

落下防止、危険なら家具の移動も
食器など重たいものや割れやすいものなどが入っている収納は扉に留め金をかけるなど、落下防止をしましょう。

特に寝ているときには、とっさの判断ができません。頭上に危険なものがあるなら、ベッドや布団の位置を変えるようにすることをお勧めします。

「ぐらっ」ときた。とっさのときの行動をもう一度確認
「地震ダ!」と思ったら火を消す。当たり前のことですが、とっさに身体が動かせるかどうかは日頃の意識が物をいいます。

子供の頃、学校などで行った避難訓練を覚えていますか。大きな会社などでは定期的に避難訓練を行っているかもしれませんが、実際に地震や火災が起こったことを想定し、全員参加で行っているところは少ないことでしょう。

でも、実際の地震ではとっさの判断が重要です。「当たり前のことばかりだから大丈夫」と思わずに、子供の頃の避難訓練を思い出して、もう一度確認しましょう。

忘れずに火を消すこと
食事の支度などでコンロを使っていた場合、まずはすぐに火を消すようにしましょう。ストーブなどを使用しているとき、手が届く範囲ならスイッチを切るようにしますが、すぐには無理なら揺れがいったん収まってからにしましょう。

コンロやストーブなどでも、最近は一定の揺れを越えると、瞬間的にスイッチが切れるタイプのものが増えています。

机の下などに身を隠すこと

照明や本、食器など重たいものや割れやすいものが頭の上から落ちてきたら危険です。寝ているときは布団などで頭を保護するようにしましょう。

あわてて外に逃げ出さないこと
「おさない。かけださない。しゃべらない。」の『おかしの約束』という言葉を聞いたことはありませんか? パニックになって走り出しては危険です。

いったん揺れが収まるまで待ち、その後安全を確認しながら避難します。足元にガラスなどが散乱していることもありますし、上からの落下物があることもあります。


家族との連絡方法お互いに把握していますか


自分が被災した場合だけでなく、ご家族が被災し連絡がつかなくなることも考えられます。離れて暮らしている人は、連絡手段はお互いにきちんと確認しておきましょう。

一人暮らしをしている人が地震に遭ってしまったら、おそらくそのご家族はとても心配されることと思います。元気でいるならば、真っ先に連絡を取り合いたいところですが、必ずしもお互いの連絡先が確保されているとは限りません。

万が一のときにできるかぎりスムーズに連絡ができるよう、何もない今のうちから話し合っておきましょう。

避難場所を確認する
大きな地震では交通機関が使えなくなることもあります。歩くことが可能な距離に住んでいるのならば、お互いが落ち合える避難場所を確認しておきましょう。

遠距離に住んでいる場合でも、自分や家族の住む地域の避難場所を確認し合っておけば、お互いの安否を確認しやすくなります。

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親戚などの連絡先を確認する

家族と同じ地域に住んでいて電話などで連絡ができなくなった場合、遠隔地に住む親戚を介して連絡が取り合える方法もいいですね。

家族の電話番号だけでなく、親戚の家の番号も控えておくことをお勧めします。

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地震に対する準備や心構えは大丈夫になりましたでしょうか?


記述してある内容につきましては、充分調査してある積りですが、参考になさる場合には、個人の責任でお願いします。万一、損害や被害に遭われても、当方では一切の責任はもてません。

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