インフルエンザ、新型インフルエンザ、鳥インフルエンザ、タミフルの報道を見る-no.4


首相官邸のホームページには国民の皆様へ(鳥インフルエンザについて)の案内が掲載されている。ちょっと古いが抜粋してみる。

国民の皆様には、鳥インフルエンザウイルスの人への感染の可能性や自宅で飼っている鳥が死んでしまった場合の対処方法などについて、正しい知識を身につけていただくようお願いいたします。

鶏肉、卵の安全性について
鳥インフルエンザについては、これまで、鶏肉や鶏卵を食べることによって、人に感染したという事例の報告はありません。

○  鶏卵を「生」で食べることが健康を損なうおそれがあるとの報告はこれまでありませんが、不安な方は、加熱(WHOの食中毒防止のための加熱条件:中心部70℃、瞬間)することをおすすめします。

○  鶏肉は十分加熱して食べて下さい。未加熱又は加熱不十分なままで食べることは、食中毒予防の観点からおすすめできません。

インフルエンザ、新型インフルエンザ、鳥インフルエンザ、タミフルに関連する報道
を見ておこう。



鳥インフルエンザ:エジプトでウイルスを初検出


世界保健機関(WHO)当局者は17日、エジプトで死んだ鳥から高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N1型)が検出されたことを明らかにした。エジプトで鳥インフルエンザ感染が確認されたのは初めて。ロイター通信が伝えた。

主要閣僚は同日、緊急閣議を開き、対応を協議した。アフリカ大陸では、西アフリカのナイジェリアでもH5N1型に感染した鶏が確認されている。(カイロ共同)
毎日新聞 2006年2月18日 0時57分

鳥インフルエンザ:オーストリアでも…西欧諸国に拡大


オーストリア健康・食品安全庁は14日、オーストリア南部で見つかった野生の白鳥2羽から致死性の高い鳥インフルエンザH5N1型ウイルスを検出したと発表した。

また、ドイツ消費者保護・食糧・農業省も同日、バルト海のリューゲン島で見つかった死んだ白鳥2羽から同じウイルスを検出したと発表した。イタリアやギリシャでも先週末に白鳥6羽から同ウイルスを検出しており、昨年10月に欧州大陸に広がった鳥インフルエンザは西欧諸国にも拡大した。

オーストリア政府は、同ウイルスを検出した白鳥が見つかった半径3キロ以内と外部間との鶏肉類の取引を30日間禁止する措置を取ったほか、同10キロ以内での鶏肉類の取引に厳しい制限を加えるなど、感染拡大防止のための対策を講じた。

ロイター通信によると、ゼーホーファー独消費者保護相は「家畜への感染を防ぐことが極めて重要だ」と述べ、当初3月1日から実施予定だった鶏などの家畜の屋外飼育禁止措置を今月17日からに前倒しすることを明らかにした。

欧州では昨年10月、ルーマニアで初めて鳥インフルエンザ感染を検出、その後もキプロス、ブルガリア、クロアチア、スロベニアなどでも相次いで見つかっている。先週末にはイタリアのシチリア島や半島南部地域で渡り鳥の白鳥から同ウイルスが検出されたほか、ギリシャでも検出された。【ウィーン会川晴之】
毎日新聞 2006年2月15日

鳥インフルエンザ:大量死の白鳥からウイルス イラン


ロイター通信によると、イランの獣医師団体は14日、同国北部カスピ海沿岸のバンダルアンザリ近くの湿地帯で大量に死んでいた野生の白鳥から、鳥インフルエンザウイルス(H5N1型)の感染を国内で初めて確認したと発表した。

人への感染は報告されていない。135羽の大量死が見つかり、一部を国際機関が検査していたという。現地はロシア方面からの渡り鳥の越冬地になっている。

イランの隣国トルコでは昨年来、イラン国境の東部地域を中心に鳥インフルエンザの人への感染が拡大している。イラン当局は国境を閉鎖し、養鶏業者に鶏の処分を指導するなど警戒していた。【テヘラン春日孝之】
毎日新聞 2006年2月15日

鳥インフルエンザ:「隔離体制整備を」−−米専門家が指摘


来日中の米戦略国際問題研究所(CSIS)上級研究員、デービッド・ヘイマン氏が13日、都内で鳥インフルエンザ対策について講演した。

ヘイマン氏は「毒性の強い鳥インフルエンザ(H5N1型)が人から人へ感染するウイルスに変異した場合、ウイルスの特定からワクチンの開発まで6カ月はかかる。その間、いかに感染を食い止めるかがカギ」と指摘。

政府、地方自治体などが連携した患者の隔離体制の整備が急務だと訴えた。ヘイマン氏は元米エネルギー長官の上級顧問で、昨年、CSISで伝染病の感染防止ガイドラインをまとめた。【大治朋子】
毎日新聞 2006年2月14日 東京夕刊

インドネシアの死者18人に 鳥インフルエンザ


【ジャカルタ12日共同】
インドネシアで高病原性鳥インフルエンザ(H5N1型)に感染して新たに2人が死亡したことが世界保健機関(WHO)の検査で確認され、同国の死者は計18人になった。

2人を収容したジャカルタの感染症対策専門病院が12日明らかにした。
WHOによると、インドネシアで確認された感染死は今月に入ってタイの14人を上回り、ベトナムの42人に次いで世界で2番目に多くなっている。

新たに確認された死者は、ジャカルタ郊外の西ジャワ州に住む22歳と27歳の女性で、9日から10日にかけて相次いで死亡した。
(共同通信) - 2月12日16時13分更新

ギリシャとイタリアで鳥インフルエンザ検出、EU圏内の野鳥から初


 [ローマ 11日 ロイター] 
ギリシャとイタリアは11日、白鳥から鳥インフルエンザウイルス「H5N1型」を検出したことを明らかにした。欧州連合(EU)内の野鳥からの検出はこれが初めて。

イタリアは、シチリア島と本島南部の野生の白鳥5羽を検査したところ、H5N1型感染が分かった、としている。また、ギリシャ当局がテルメ湾付近で見つかった白鳥3羽を英国にあるEUの研究施設に送ったところ、鳥インフルエンザの検査で陽性反応が出た、という。 

一方、ルーマニアはドナウ川デルタの鳥からさらに感染が見つかった疑いがあると発表。ブルガリアは、ルーマニアとの国境に近い湿地で白鳥の感染が確認されたとしている。

アフリカで初めて感染が見つかったナイジェリアではウイルスが検出された地域近くで病気になった人の検査を開始、ウイルスは世界で徐々に広がりを見せている。

8カ国財務相会合(G8)でも、鳥インフルエンザの世界的流行のリスクが協議され、鳥インフルエンザ対策で経済的に豊かな国がそうでない国を支援することを盛り込んだ新たな呼び掛けを行った。
(ロイター) - 2月12日14時48分更新

アゼルバイジャンでも鳥インフルエンザの感染を確認


[バクー 10日 ロイター] 
アゼルバイジャン当局は10日、カスピ海で死んでいた複数の野鳥から、「H5N1型」鳥インフルエンザウイルスが検出されたことを明らかにした。今週に入ってからは、ナイジェリアでもH5N1型鳥インフルエンザの感染が確認されている。

専門家らは、感染した鳥に直接接触することでウイルスに感染するとの警告を発してきたが、アフリカで初の感染例となったナイジェリアなどにも飛び火しており、対策に頭を悩ませている。

一方、イラクでは、鳥インフルエンザが原因で死亡した可能性があるとみられる男性についての検査が行われている。
(ロイター) - 2月11日19時7分更新

鳥インフルエンザ:中国で8人目の死者


中国衛生省は10日、湖南省の20歳の女性が高病原性鳥インフルエンザ(H5N1型)に感染、死亡したと発表した。中国での人への感染確認は12人目で、8人目の死者。(北京・共同)
毎日新聞 2006年2月11日

H5N2型ウイルス 
インフルエンザウイルスの性質は、表面にあるHとNの2種類の蛋白質の組み合わせで決まる。海外で人間の感染や死亡が報告されているH5N1型は毒性が強いが、茨城県などで流行したH5N2型は毒性が弱い。国内では、N に関係なくH5型やH7型のウイルスを「高病原性」として取り扱っており、殺処分などの措置を定ている。

鳥インフルエンザ:アフリカでの拡大警告 ナイジェリアで確認相次ぐ


【ヨハネスブルク白戸圭一、ジュネーブ澤田克己】
ナイジェリア農業省は9日、同国北部の3カ所の農場で飼育されていた鶏の死がいから、新たに致死性の高い鳥インフルエンザH5N1型ウイルスを検出したことを明らかにした。

同国北部の別の農場で死んだ鶏の死がいからは今月8日、アフリカで初めてH5N1型ウイルスが検出されたばかり。検疫体制のぜい弱なアフリカの国で相次いでウイルスが検出されたことで、感染の拡大が懸念されている。

最初の感染は国際獣疫事務局(OIE)が8日、北部カドゥナ州の農場で確認。同農場では約4万5000羽が死んだ。今回さらに別の州の3カ所の農場で新たに感染が確認された。約4週間前から鶏の大量死が始まったという。

世界保健機関(WHO)の李鍾郁(イジョンウク)事務局長は9日、ナイジェリアで確認された鳥インフルエンザウイルスが「周辺国にも拡大する恐れがある」と警戒を呼びかける声明を発表。

アフリカ諸国にはエイズや結核、マラリアといった病気が多いため、「人への鳥インフルエンザ感染が出ても他の病気の患者と見分けるのが難しいかもしれない」という懸念を表明した。

H5N1型ウイルスは渡り鳥によって広められていると見られており、昨秋以降、欧州や中東各地に拡大。

感染拡大を防ぐためには、ウイルスが確認された地域で飼育されている鶏を大量に殺処分するしかないが、貧しいアフリカ諸国でこうした対策を徹底できるかは疑問視する声が多い。

アフリカで鶏は最も一般的な食肉で、農家が庭先で飼育、村の市場で売ったり自家消費している。政府の検疫体制がぜい弱なうえ、大半の人は鳥インフルエンザの存在を知らないため早期発見も難しいとされている。
毎日新聞 2006年2月10日 東京夕刊

ナイジェリアで鶏が鳥インフルエンザに感染、アフリカで初の感染例に


[カノ(ナイジェリア) 8日 ロイター] 
ナイジェリア北部の養鶏場で鶏が病原性の高いH5N1型鳥インフルエンザウイルスに感染したことが確認され、アフリカで初の感染例となった。

国連食糧農業機関(FAO)の担当者は「ナイジェリア北部カドゥナ州での感染確認は、(鳥インフルエンザ)のリスクがない国は存在しないことと、われわれが深刻な国際的危機に直面していることを証明している」と語った。

また「ナイジェリアの情勢が制御不可能となれば、同地域の家禽(かきん)は壊滅的な影響を受けるだろう。数百万人の生活が深刻な打撃を受け、人がウイルスに触れる危険も増すだろう」と述べた。

ナイジェリアのベロ農業相は、これまでのところ養鶏場の従業員への感染は見られないとしているが、ナイジェリアの死亡率は世界でも最高水準にあり、正式な検死を行わずに埋葬される例もしばしばあるため、本当に人への感染がないかどうかを当局が確認することは困難とみられている。
(ロイター) - 2月9日12時39分更新

鳥インフルエンザ関連の
YAHOO! JAPAN NEWS
MSN ニュース



記述してある内容につきましては、充分調査してある積りですが、参考になさる場合には、個人の責任でお願いします。万一、損害や被害に遭われても、当方では一切の責任はもてません。



▲Page Top



この改行は必要→