インフルエンザ、風邪対策、新型インフルエンザを調べてみよう
気温が低くなり、空気が乾燥すると、ウイルスの動きが活発になります。インフルエンザや風邪に負けない身体をつくっておきましょう。それには、どんな生活を心がければよいのでしょう。免疫力を高める食べ物を積極的に摂り、寒い冬に備えましょう。
ところが、雑菌より強い風邪の原因ウイルスやインフルエンザウイルスは、マクロファージなどをたちまち殺してしまい、体内に入ってきます。援軍の要請を受け、ここで登場するのがリンパ球です。 リンパ球は、どんな敵が入ってきたかを正しく理解して、攻撃し、その方法を記憶します。予防接種では、免疫細胞にあらかじめ迎撃の方法をインプットさせるために、弱いインフルエンザウイルスを注射します。 こうした免疫系が正常に働いていれば、風邪やインフルエンザに罹りにくいし、罹っても治療しやすいということです。 免疫力を低下させる大きな原因の一つに活性酸素があります。酸素を吸って生きている人間にとって、避けられない活性酸素は、過剰に発生すると害を及ぼします。そこで、これをいかに取り除いてやるかが、重要になります。 植物に含まれる抗酸化物質・ポリフェノールは、活性酸素にくっついて身体から取り除くほか、白血球の働きを高めたり、助けたりもします。赤ワインには多く含まれており、緑茶に含まれるカテキンもポリフェノールの一種だそうです。子供たちには、温かいココアがお勧めのようです。 バンホーテン ピュアココア 森永 ミルクココア 黒豆ココアパウダー 砂糖ゼロ マクロファージの増殖を促したり、リンパ球の機能を高めるβ-カロテンも、免疫力を高める心強い味方です。代表格の野菜は人参、カボチャです。鉄分が多く貧血予防効果が高いホウレンソウも、β-カロテンを豊富に含んでいます。 また、椎茸、シメジ、エノキタケなどのキノコに含まれるβ-グルカンという物質は、マクロファーッジを刺激して、免疫を強化します。ただ、注意したいのは、これらの食べ物だけを大量に食べても、あまり意味がないようです。 基本はいろんなものを、まんべんなく食べることにあるようです。折角、身体に良いものを食べても、ほかで偏食したのでは、かえって逆効果になると言う、医者もいるくらいです。 日常的にバランスの良い食事を心がけ、その上で効果の高い食材を意識することが、病気に強い身体を作る近道といえそうです。
新型インフルエンザの出現への危機感が高まってきています。アジアから世界に飛び火した鳥のウイルスが、人から人へ感染する新型に変異すれば、大流行につながると恐れられているからです。 備えのポイントを、大槻公一・鳥取大学農学部教授の新聞記事を参考にみます。
今、人に流行しているA香港型(H3N2型)も、1957〜67年に大流行したアジア風邪(H2N2型)と鳥ウイルスが、豚の体内で遺伝子交雑したもので、中国南部からひろがった。少なくとも二十世紀以降、人のインフルエンザ出現の重大な鍵を東南アジア、中国南部が握っている。」
発生国から入国した人には問診、呼吸器症状の有無、体温測定などのチェックと、衣服、荷物の消毒が不可欠。空港など周辺の消毒と住民の健康診断も要る。」
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