カロテンは体の中でビタミンAとして吸収されます


カロテンはその昔、カロチンと呼ばれていました。が、最近ではカロテンが一般的なようです。その、カロテンは人参(ニンジン)に多く含まれていると教わりました。

ピーマンと同様に子供には人気のなかった人参(にんじん)ですが、品種改良のおかげか独特のニオイが少なくなって、以前のようには嫌われていないのか、生で食べる子供をみかけることもあります。

ネギも水耕栽培での生産が多いらしく、ニオイが少なくなっている。子供にも不人気の代表のようなピーマンも以前ほどのニオイを感じない。大丈夫か?野菜!

富良野にんじん100 190g*30本
富良野にんじん100 190g*30本
生産量・品質ともに日本一を誇る富良野のにんじんを厳選し、良質なものだけを素早く絞り込んだにんじんジュースです。ビタミンAをはじめとした、にんじんの栄養成分が凝縮されています。

カロテンはプロビタミンAとも呼ばれます


カロテンはα-カロテンやβ-カロテン、γ-カロテンなどがあります。体の中でビタミンAとして吸収されます。

とくにβ-カロテンは、ニンジンやホウレンソウなどの緑黄色野菜に多く含まれ、体の中で必要に応じてビタミンAに変換されて吸収されるため、プロビタミンAとも呼ばれます。

自然界に500種類以上が知られている橙色や黄色の色素をカロテノイドと呼びますが、その代表がニンジンなどに含まれるβ-カロテンです。ファイトケミカル(フィトケミカル)の仲間です。

ニンジンの色素はcarotene(カロテン)です。英語では人参のことをcarrot(キャロット)といいますが、その語源は「カロテン」なんだそうです。


β-カロテンは、ニンジン
に多くふくまれる

緑黄色野菜にも多く含ま
れるβ-カロテン

ニンジン、かぼちゃ、ほうれん草、赤ピーマン、小松菜など色の濃い野菜、緑黄色野菜に多く含まれます。食物から摂取しているカロテノイドの90%はβ-カロテンですので、プロビタミンA(生体内でビタミンAに変換するもの)といえば実際上はβ-カロテンをさします。

カゴメ まろやかキャロット 930g*12本
カゴメ まろやかキャロット 930g*12本
原料のにんじんは、旬の冬にんじんのみを使用。独自のフレッシュスクイーズ製法とベジタブル・リファイニング製法により、にんじんのクセやくさみを抑えた、飲み口がまろやかなにんじんジュースです。

緑黄色野菜のへぇ〜、でした
緑黄色野菜といえば、名前の通りの緑や黄色などの鮮やかな野菜が思い浮かびますが、その分類は含まれるβ-カロチンの量で決まります。厚生省の分類では「新鮮な野菜100g中にβ-カロチンを600μg 以上含有するもの」とされていますが、従来からの慣例で、トマトやピーマンは、β-カロチンの含有量が600μg以下ですが、緑黄色野菜に含められています。食物繊維、ビタミン、ミネラル、色素などが含まれています。 (へぇ〜、そうなんだ)

β-カロテンは活性酸素の活動を抑える


β−カロテンは夜間の視力の維持を助けるとともに、皮膚や粘膜を丈夫にし、風邪などの感染症への抵抗力をつけるなどの役割りを果たします。

脂溶性ビタミンなので、油で炒めるなど、油脂と組み合せて調理すると効率よく摂取できます。また、特にビタミンCやゴマ、ピーナツ、ウナギなどビタミンEを含む食品とともに摂取するとさらに強い抗酸化作用が生まれます。

α-カロテンやβ-カロテンはビタミンAとしてだけでなく、抗酸化物質としても重要な食品成分です。

ビタミンAとして吸収されなかったカロテンは体内に蓄積され、肝臓や筋肉などに存在します。ビタミンAとならずに体内に残存しているカロテンの働きにつても、近年では大きな注目を集めるようになっています。

カロテンには、抗酸化力があり、身体の中で細胞のガン化や悪玉(LDL)コレステロールの酸化など、さまざまな悪さをする活性酸素の活動を抑える機能があります。ガンや動脈硬化、心臓病の予防に大きな効果が期待できます。

この作用は、β-カロテンよりビタミンAへの変換効率が悪いα-カロテンでより顕著です。

また、カロテンは、身体の免疫力を強化する働きがあるインターフェロンの作用を強化してくれます。免疫細胞自体を増加させるので、ビタミンAと同様に病気に強い身体をつくってくれます。

β-カロテンは母乳ではとくに初乳に多く含まれています。初乳の色が黄色いのは主にこのβ-カロテンの色なのです。β-カロテンには体内の活性酸素を消去する働きがあります。



カロテンの摂取でビタミンAを取り込もう


ビタミンAはレバー、うなぎ、牛乳、バター、チーズ、卵黄などの動物性食品に多く含まれているのに対し、カロテンは野菜に含まれています。

レバーやうなぎ、バターなどでビタミンAを確保しようとすれば、同時に脂肪なども取りすぎてしまいます。太りすぎやメタボリックシンドロームに注意が必要です。

したがって、低カロリーの緑黄色野菜をはじめとした野菜類からカロテンをとることで、ビタミンAを確保する事が重要です。

ビタミンAは、高い比率で私たちの体内でもビタミンAとしての役割を果しますが、カロテンでは約30%しかビタミンAにはなりません。

さらに、ビタミンAのままで摂取すると取り過ぎの恐れが生じますが、カロテンとして摂取する分は、必要な量だけがビタミンAとして吸収されるため、取り過ぎの恐れはありません。

前述したように、カロテンはビタミンAやビタミンEなどと同じく、脂溶性なので、油脂と同時に摂取すると効率よく吸収できます。
▲Page Top

ビタミンAは目には不可欠


特にビタミンA を大量に必要とするのは目です。目のガラス体や角膜はビタミンAなしにはできず、しかも網膜で光を感じとる「ロドプシン」という物質の主成分もビタミンAです。

ロドプシンが不足すると、薄暗い場所で物や色を識別する力がなくなり、夜目が見えなくなる夜盲症という状態になります。

栄養機能食品としてのβ-カロテンは


栄養機能表示: 夜間の視力の維持を助けるとともに、皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です

栄養機能食品として表示できる一日あたりの含有量の範囲:1620-7200μg

栄養機能食品
「身体の健全な成長、発達、健康の維持に必要な栄養成分(ビタミン・ミネラル等)の補給・補完に資する食品であり、食生活において特定の栄養成分の補給を主たる目的として表示をするもの」と定義されています。

1日当たりの摂取目安量に含まれる栄養成分量が、国が定めた上・下限値の規格基準に適合している場合、その栄養成分の機能が表示できます。「β-カロテン」の場合は上記の通りです。


商品のおしらせ

ブルーヘスペロン キンダイ 270粒 ブルーヘスペロン キンダイ 270粒
ビタミンCとβ-カロテンの栄養機能食品です。
ビタミンCは、皮膚や粘膜の健康維持を助けるとともに、抗酸化作用を持つ栄養素です。β-カロテンは、夜間の視力の維持を助けるとともに、皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です。

カシス-i EX 27g カシス-i EX 27g
β-カロテンの栄養機能食品です。
β-カロテンは、夜間の視力の維持を助けるとともに、皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です。そのほか、カシスアントシアニン50mg、ルテイン、ビタミンC、ビタミンE、銅、亜鉛なども配合。飲みやすい粒タイプです。

スーパーバリュー ブルーベリー粒 90粒 スーパーバリュー ブルーベリー粒 90粒
β-カロテンの栄養機能食品です。
β-カロテンは、夜間の視力の維持を助けるとともに、皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です。アントシアニジン配糖体を35%以上含有する、北欧産野生種ブルーベリーエキスを使用。4粒でブルーベリーエキスが160mg摂取できます。


「栄養機能食品」とは、どういうものですか?


フジテレビのショッピングサイト FUJITV WEB SHOP

Google AdSense 登録申請はこちらからできます。→→→
健康食品について、参考サイト
独立行政法人 国立健康・栄養研究所 「健康食品」の安全性・有効性情報
いわゆる健康食品ナビ  (東京都福祉保険局)

記述してある内容につきましては、充分調査してある積りですが、参考になさる場合には、個人の責任でお願いします。万一、損害や被害に遭われても、当方では一切の責任はもてません。あらかじめご了承ください。


▲Page Top



この改行は必要→