セサミンは胡麻(ゴマ)にわずかに含まれるゴマリグナンの主成分
胡麻(ゴマ)は、古来より健康に役立つ食品として利用されています。その胡麻(ゴマ)にほんのわずかしか含まれないゴマリグナン。その主な成分がセサミンです。
ゴマはゴマ科に属する植物の種です。私たちが食べるゴマの仲間は、世界中で3,000種類もあるといわれています。ゴマの原産地は人類誕生の地と考えられているアフリカ中部だそうです。 人類とのつきあいも非常に古く、エジプトやメソポタミアの遺跡からもゴマが出土しているんだそうです。エジプトの女王クレオパトラもゴマ入りのビスケットを愛用していたそうです。 ゴマには蛋白質やカルシウム、鉄分が豊富に含まれていて、非常に栄養価が高い食品です。ゴマに含まれる蛋白質には、トリプトファンやメチオニンといった、アミノ酸が豊富です。 トリプトファンは必須アミノ酸の一つで、脳の中でセロトニンという物質になります。セロトニンは、イライラ感などの精神の不安定化を防ぎます。ですから、ゴマはストレスの多い現代人には必須と言える食品です。(ストレスの多い現代人さんへ)
ゴマの成分表が示すように、セサミンとはゴマリグナンという成分に含まれています。ゴマリグナンはゴマ全成分のわずか1%程度。セサミンは、そのゴマリグナンの半分を占める中心的な存在で、大変貴重な成分です。 しかもゴマにしか含まれていません。健康にいいといわれるゴマパワーの源は、この微量成分セサミンにあります。家庭のゴマ油が他の油より酸化しにくいのは、実はセサミンを含んだゴマリグナンのおかげなのです。 リグナンはイソフラボンと同じく、体内で女性ホルモンと同様に働く成分です。また、抗酸化物質としてガン予防の効果も発揮してくれます。
このアセトアルデヒドが体内に長くとどまると、活性酸素が発生し、肝機能障害などがもたらされます。セサミンには、この活性酸素の発生をおさえる働きがあります。
また、セサミンは、悪玉コレステロールであるLDLコレステロールを減らし、善玉のHDLコレステロールを増やす作用を持っています。
植物性脂肪には不飽和脂肪酸という脂肪が多く含まれています。不飽和脂肪酸は空気中の酸素と反応して酸化され、不快臭のある物質ができたり、性質が変化してしまいます。つまり、植物性脂肪は劣化しやすいのです。 ところが、ゴマ油はその中に含まれるリグナンのおかげで、劣化しにくいのです。ゴマのリグナンの一つであるセサモリンはゴマ油の製造過程で、より強い抗酸化作用をもつセサモールやセサミノールに変わります。 この性質のおかげで、ほかの植物油であれば、揚げ物に一、二度使うだけですぐに性質が変ってきますが、ゴマ油は減少した分を追加すれば、かなりの回数使用できます。
さらに、生ゴマの表皮は人間の消化酵素では分解されないセルロースに覆われています。そこでゴマを煎って、すりつぶすことで、ゴマの持つ栄養素が吸収されやすい状態になります。
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