特定保健用食品(トクホ)をメタボリックシンドロームからみてみる


特定保健用食品(トクホ)は健康増進法第26条により規定される特別用途食品の1つで、 厚生労働省により「生活習慣病を予防して健康の維持増進に役立つ」ことが認められた食品のことです。

一般の食品と違い、からだの生理機能などに積極的に良い影響を与える成分を含んでいます。特定保健用食品をメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)と生活習慣病からみてみます。

メタボリックシンドロームとは


生活習慣病といわれている疾患には、主なものに「肥満症」「高血圧」「糖尿病」「高脂血症」などがあります。それぞれ単独でもやっかいな病気ですが、これらの病気が重複すると動脈硬化を促進し、さらには致命的な心筋梗塞や脳梗塞などを起こしやすいことが分かっています。

これらは個々に原因があるのではなく「内臓脂肪型肥満」が主な原因であることが科学的に証明されつつあります。これらの疾患を複数持つ病態を「メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)」といいます。

メタボリックシンドロームの診断基準は、内臓脂肪の蓄積が必須条件と位置づけられ、3つの項目(※)のうち2つ以上を満たしている場合に「メタボリックシンドローム」と診断します。



最近の研究により、『メタボリックシンドローム』と密接に関連しているタンパク質「アディポネクチン」が発見されました。この「アディポネクチン」は、脂肪細胞自身が分泌している善玉のアディポサイトカインだったのです。
大阪大学分子制御内科学教室で脂肪細胞について研究を行っていたところ、脂肪細胞で分泌されている未知の物質を発見しました。この物質は「アディポネクチン」と名付けられ、標準的な体格の人の血液中には多く存在し、内臓脂肪が増加すると、反対にアディポネクチンは減少することが明らかになりました。
知っ得?納得!!メタボリックシンドローム

アディポネクチンは、抗糖尿病作用抗動脈硬化作用抗炎症作用抗肥満作用を併せ持つ分子であることが多くの研究者により明らかにされ、まさにメタボリック・シンドロームの中心的存在として注目されています。

特定保健用食ではありません。が、アディポネクチン分泌促進の研究から生まれたサプリメント「アディポリック」は、皆様の健康維持にお役立てできるよう、研究者の熱意と努力によって開発されました。(ので、お知らせします)

メタボリックシンドローム予備軍急増中!
世界初!アディポネクチン分泌促進の研究から生まれたサプリメント
「アディポリック」誕生!


生活習慣病と「特定保健用食品(トクホ)」の関係


生活習慣病
生活習慣病とは、毎日の生活習慣のつみ重ねによってひき起こされる病気です。以前は、高血圧や糖尿病、がん、脳卒中、心臓病など、いわゆる「成人病」と呼ばれていた病気のことです。

近年の研究により糖尿病や高血圧、高脂血症、肥満といった複数の危険因子が重なりあうことにより心臓病や脳卒中を引き起こす原因である動脈硬化のリスクを高めることがわかってきました。

生活習慣を改善することで病気の発症や進行が予防できるとされていますが、中でも食生活の改善は 多くの生活習慣病と深く関係していると言われています。

特定保健用食品(トクホ)の力
トクホは、食品の持つ体調調節機能に注目した食品です。食品中に含まれる成分が 健康の維持増進に役立つことが科学的に証明されたトクホは、偏りがちで不規則な現代の食生活に起因する 生活習慣病の予防に大きな期待が寄せられています。


特定保健用食品
に許可されたマーク

トクホがなぜ、今注目されているのでしょうか?
国が効果と安全性を認めた健康食品だからでしょう。トクホの正式名称は特定保健用食品です。摂取することによって期待できる効能が、国によって認められている食品です。

成分分析などの基礎研究から臨床実験まで、たくさん集められたデータを厳しく審査したうえで、厚生労働省が認可します。私たちが普段なにげなく食べている普通の食品から、錠剤、カプセル、ドリンクまで、その形状はさまざまです。

食品の成分と健康との係わりについて、多くの科学的知見が証明され、適切に保健の用途が表示され、その効果が期待される食品。これが「特定保健用食品(トクホ)」として、厚生労働省の審査により許可された食品です。

特定保健用食品(トクホ)に許可された食品をみておく
  • 血圧が高めの方に
  • 血糖値が気になる方へ
  • 中性脂肪が気になる方へ
  • 体脂肪の気になる方へ
  • コレステロールが気になる方へ
  • おなかの調子を整える
  • カルシウムの補給に
  • 骨の健康が気になる方に
  • 鉄分の補給に
  • 虫歯の原因になりにくい
  • 歯を丈夫で健康に
認可のハードルが高いトクホは、効果、安全性ともにハイレベルな健康食品と言えるでしょう。ただし、きちんと一日あたりの目安量を守りましょう。トクホはあくまでも健康を維持するための「食品」であって、病気そのものを治す「薬」ではないこともお忘れなく!

ケンコーコムさんで取り扱いのある特定保健用食品をお知らせします。
特定保健用食品
とはその食品の中の成分が、科学的試験結果に基づいて健康に有用な機能性があると厚生省が認め、食品に「健康表示」(健康への効用を示す表現)を付けることを許可した食品です。バランスの良い食生活を送るのが難しい今日、不足しているものを補ったり、食事の中で他の食品と置き換えたり、調理の材料や調味料のひとつとして利用するなどして日常的に取ることが効果的です。




特定保健用食品の見直しがおこなわれた


条件付き特定保健用食品制度の創設
特定保健用食品のうち、これまでの特定保健用食品として許可をうける際の科学的根拠のレベルには届かないけれども、一定の有効性が確認されている食品の場合、「○○を含んでおり、根拠は必ずしも確立されていませんが、△△に適している可能性がある食品です。」のように科学的根拠が限定的であることがわかる表示をすることを条件に許可されることになりました。
条件付き特定保健用食品には、新たに定められた右図の「条件付き特定保健用食品」の許可証票がつけられます。

特定保健用食品(規格基準型)の創設
特定保健用食品のうち、これまでの許可件数が多く科学的根拠が蓄積したと考えられるものについて、国において新しく規格基準が作られることになりました。この規格基準を満たしているとして許可されたものを特定保健用食品(規格基準型)といいます。現在9成分について規格基準が定められています。

特定保健用食品(疾病リスク低減表示の容認)
特定保健用食品において、「疾病のリスクの低減させるのに役立つ」という表示をすることがが認められることになりました。
許可される表示の内容は、関与する成分を摂取することによる疾病のリスクの低減が医学的・栄養学的に認められ確立されているもののみ、とされています。
現在は、「若い女性のカルシウム摂取と将来の骨粗鬆症になるリスクの関係」と「女性の葉酸摂取と神経閉鎖障害を持つ子どもが生まれるリスクの関係」の2つが挙げられています。

ここにお知らせするのは特定保健用食品ではありません。が、 国立鹿児島大学と鹿児島純心大学との共同研究で弊社の『ねじめびわ茶』が“メタボリック症候群に大変有効な食品である”と発表されました。の興味ある内容でした。ので・・・


十津川農場の『ねじめびわ茶』

脱メタボリック
痩せなきゃいけないのはわかっているけど、時間がない、忙しい、足腰が悪い、といった悩みを抱える男性のために開発された画期的な痩身プログラムです。

エステティックサロン ラ・パルレ

健康食品について、参考サイト
独立行政法人 国立健康・栄養研究所 「健康食品」の安全性・有効性情報
いわゆる健康食品ナビ  (東京都福祉保険局)

記述してある内容につきましては、充分調査してある積りですが、参考になさる場合には、個人の責任でお願いします。万一、損害や被害に遭われても、当方では一切の責任はもてません。

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