ファイトケミカルは第7の栄養素、抗酸化作用でガンの予防にも・・・


ファイトケミカル(フィトケミカル)という言葉を聞いたことがおありでしょうか?

赤ワインやブルーベリーのアントシアニン、ゴマのセサミン、トマトや西瓜のリコピンといった成分が抗酸化物質として、TVや新聞、雑誌で紹介されています。目や耳にする機会が増えて、なじみある言葉になりました。この注目されるようになった植物中の物質がファイトケミカル(フィトケミカル)です。


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新しい栄養素とみなされるファイトケミカル(フィトケミカル)


植物性食品には、ビタミンやミネラル、食物繊維以外にも体内で重要な働きをする物質が含まれています。この注目されるようになった植物中の物質がファイトケミカル(フィトケミカル)と総称されます。1980年代以降の植物学や薬理学の研究で明らかになってきたそうです。

食物の栄養成分と言えば、炭水化物、タンパク質、脂肪、これらが3大栄養素。そしてビタミン、ミネラルを加えると5大栄養素です。20世紀の終わりには、今まで食べ物のカスで役に立たないと思われていた食物繊維が、第6の栄養素として、脚光を浴びました。

そして、また新しい波が栄養素の世界に訪れています。それは、やはり食物繊維同様に、栄養素とは考えられていなかった、色素や香り、アクの成分などの植物性食品の化学物質(ファイトケミカル)です。第7の栄養素だという人もいるくらいです。

たとえば、緑黄色野菜に含まれるβ-カロテンなどに代表されるカロテン類、淡色野菜のイオウ化合物類、お茶や赤ワインに含まれるカテキンのポリフェノール類、ブルーベリーの色素のアントシアニン、かんきつ類の苦味や香りの成分のテルペン類などがあげられます。

これらは、抗酸化作用や免疫力を高める作用が認められ、ガン予防に効果があることなどが発見されています。

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21種類の野菜と、3種類のフルーツを原料に使用したミックスジュースです。ジュースの橙色は、にんじん由来のβ-カロテンです。1パックあたり、α-カロテンを800-5100μg、β-カロテンを3000-8700μg含有。

ファイトケミカル(フィトケミカル)とは


ファイトケミカル(phytochemical)の「ファイト」とは、ギリシャ語で「植物」のこと。「ケミカル」は化学物質ということです。つまり、ファイトケミカルとは野菜や果物、豆類といった植物に含まれる化学成分です。

自由に動き回れない植物は、ある意味で無防備な存在です。多くの植物は太陽光線に晒されたり、有害な毒物を有する虫などに攻撃されながら生きています。植物がそのような攻撃的な環境から身を守って生きていくためには、なんらかの防御システムを必要とします。

つまり、ファイトケミカルは、植物が紫外線の害や虫などから自らを守るために作り出した物質なのです。おもに植物の色素や香り成分、アクなどに含まれています。
しかも、このファイトケミカルは人の体内に入っても同じような働きをしてくれるのです。

今や食物繊維に続く「第7の栄養素」として注目されているファイトケミカル。植物全般に含まれるため種類が多く、栄養効果も多彩なのが特徴です。そして、最も注目に値するのは、なんといっても活性酸素から体を守ってくれる抗酸化作用です。体内で抗酸化栄養素として働くことにあります。

ファイトケミカルを調べて気づいたことですが、森林、雑木林などでの森林浴効果をもたらす、フィトンチッドにはファイトケミカルに似た効果が期待できそうです。こちらは精神的な側面からも私たちを守ってくれそうな気がします。

抗酸化物質としてのファイトケミカルの働き


抗酸化物質とは、ガンや生活習慣病、さらには老化などを防いでくれる食品中の物質です。その働きは、フリーラジカルや活性酸素による酸化から、細胞を守ってくれることです。

フリーラジカルは、体内で酸素や脂質などの分子が一部変化して発生します。フリーラジカルが体内で多量に発生すると、手近かな物質と結びついて酸化し、正常な細胞に損傷を与えます。

そうした分子の代表に活性酸素や過酸化脂質があります。ファイトケミカルなどの抗酸化物質は、こうしたフリーラジカルとすばやく結びつき、自分が酸化されることで細胞に害が及ばないようにしています。

どんな食材からファイトケミカルは摂りいれられるのだろう


ファイトケミカルはおよそ1万種類。おもに野菜や果物に含まれている。有名なのは、ワインに含まれるポリフェノール。

ポリフェノールは、4,000種類以上あるといわれる黄色い色素のフラボノイドと非フラボノイドとに分けられ、さらにアントシアニン類、イソフラボン類などに分類される。

緑茶に含まれるカテキンもポリフェノールの一種。ファイトケミカルはポリフェノールのほかにもいくつかのグループがあり、実にさまざまな植物に含まれている。
ファイトケミカルの種類をまてめておきます。

ファイトケミカルは安定的な物質が多いので、加熱調理でも生のままで食べても問題ありません。通常は野菜(350g/日)、果物(200g/日)を摂れば十分だと思われます。必要に応じて、目的にあわせたサプリメントで補充するのもよいでしょう。

ファイトケミカルの摂取については、忘れてならないのは10年、20年という長期間で摂取する必要があるということです。これを続けるか否かによって、動脈硬化糖尿病ガンなどになりやすい、なりにくいといった将来的な健康面の差として表われてきます。
ファイトケミカルを摂りなさい!は是非、参考にしてください。

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手軽にとるなら飲み物がオススメ
おなじみの飲み物のなかにも、抗酸化作用のあるファイトケミカルがいっぱいあります。たとえば、真っ赤なトマトジュースには赤い色素のリコピンが含まれ、紅茶には渋み成分のタンニンが豊富です。
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1日に必要とされる野菜(21種類)350gをバランスに配慮して原料に使用した野菜ジュースです。忙しく野菜がなかなか摂れないときに便利な飲料です。

ココアには独特の苦味成分であるカカオマスポリフェノールなど、天然の素材を利用した飲み物は手軽でオススメです。

料理の彩りは豊かに!
これは見た目だけの問題ではなく、抗酸化作用を高めるためにもとっても大切です。たくさんの抗酸化作用を期待するなら、毎日の食卓にぜひ「黒い色」を取り入れるよう意識してみてください。

黒い色素であるアントシアニンは、数あるファイトケミカルのなかでも活性酸素を抑制する力が強いもののひとつです。しかも安定性が高く、加熱してもこわれないので安心です。

ファイトケミカルは、私たち人間には大変有り難い化学成分といえそうですね。

植物だけが持っている「フィトニュートリエント」
フィトニュートリエントとは、植物が持っている栄養素であり、健康を保ち、病気に対する自衛防御力を与える、予防医療的栄養素です。
にんじんのカロチノイド、豆のイソフラボン、緑茶のカテキン成分などです。
フィトニュートリエントは植物性食品だけがもっており、食物全体、まるごと食べるのが効果的です。

フィトニュートリエントという言葉を初めて目にした。ざっと、見るところファイトケミカルと同じことをいっているようです。機会があれば調べてみたい。


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健康食品について、参考サイト
独立行政法人 国立健康・栄養研究所 「健康食品」の安全性・有効性情報
いわゆる健康食品ナビ  (東京都福祉保険局)

記述してある内容につきましては、充分調査してある積りですが、参考になさる場合には、個人の責任でお願いします。万一、損害や被害に遭われても、当方では一切の責任はもてません。あらかじめご了承ください。



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