虫歯は万病のもとそしてキシリトールの働きは?
虫歯や歯周病は、現代社会がつくり出した典型的な生活習慣病の一つで、生活習慣の改善で十分予防できる病気です。
サメなどの歯は、折れるごとに何回も生え替わり、また、ゾウの歯は一生で6回も生え替わるそうです。乳歯は生え替わりますが、永久歯は一回限りで生え替わらないので、一生使わなければなりません。大事にしなければ・・・ 歯について調べていると面白いエッセイにでくわした。大原健士郎さんといって、浜松医科大学教授の書かれた、「虫歯は万病のもと」という一文です。先生の実家は歯医者さんでした。(抜書きして紹介させていただく)
誰もが歯医者を実家に持っているわけではありません。お正月に歯科医を騒がせることのないように、日頃から歯の養生をしっかりやっておきなさいと示唆されているように思えた。 また、妊婦さんには「歯と体の健康」で
このサイト、管理者が不明でした。赤ちゃんから高齢の方まで、歯の健康について 大変、親切に記してあります。全部は読みきれていませんが、とても参考になります。平易で分り安いのが好感もてます。是非、ご覧になってください。
動物は食物をとって生きています。その食物を消化吸収するためには、まず、噛み砕かねばなりません。その最も基本的な仕事をしているのが歯です。つまり歯は生命の入口なのです。 野生動物が何らかの原因で歯を痛めてしまうと、死んでしまうというのもそれを物語っています。 歯が抜けると、とたんに咀しゃく力がぐんと落ちてしまいます。咀しゃく力の低下は一時的なものではありません。残念なことに一生続きます。固いものが食べられないばかりか、食事の内容も偏りがちになります。 その結果は、まず胃腸に大きな負担がかかって調子を悪くさせます。が、それだけではなく栄養障害やスタミナの低下などを招き、ひいてはいろいろな病気の元にもなります。
虫歯になりやすいのは、食べかすの溜まりやすい歯の噛み合わせ部分と歯肉と歯の境目です。また、歯を支える歯周組織の歯肉、歯根膜、歯槽骨などが炎症によって侵されるのが歯周病です。 とりわけ歯周病の場合、炎症の結果溝が深くなり、腫れ、充血、出血、膿などを出し、口臭が強くなり、歯もぐらついてきます。 そしてついには歯を支えている骨、歯槽骨が溶け歯が抜け落ちてしまうという恐ろしい病気です。 歯の病気は、眼、心臓、胃腸、関節などに、いろいろな病気を引き起すこともあります。歯のよしあしは歯だけの問題ではなく健康にも大きく影響します。歯は自然に治るということがありません。ですから万一歯が悪くなったときは、できるだけ早く治療を受けることが必要です。 歯をみがくのと同時に大切なのが食生活です。最近は食べやすいソフトなものや甘いものが多くなっていますが、これは歯に粘りついてプラークをつくりやすく、また歯ぐきを弱めてしまいます。野菜や果物のように歯の汚れを落とす繊維の多い、そして歯ごたえのある食品をもっともっと多く取るようにしましょう。
最近テレビコマ−シャルや新聞広告などで、キシリト−ルが虫歯予防に効果があると宣伝しているのを目にすることが多くなってきました。なかでもキシリト−ル入りガムやキシリト−ル配合歯磨剤が注目されてきています。 とくにフィンランドを中心とした北欧ヨ−ロッパでは、各国の歯科医師会がキシリト−ル含有製品に対して、歯の健康のため有効であると推薦するところも多くなってきています。 しかし研究者の中では、このキシリト−ルの効果を積極的に取り上げてその利用を推進する考え方と、反対にフッ素の応用が欧米なみに実施されていない日本の環境では、その効果をフィンランドのように期待できないのではと疑問視する考え方とがあります。 キシリト−ルは、その諸性状から虫歯をおこしにくい代替甘味料です。虫歯をおこすミュ−タンス菌を含めた口腔細菌によって代謝されず、酸産生が全く認められない点でこれまでの代替甘味料の中で優れた素材です。 さらに甘味度および味質が優れている点も特徴です。このため、虫歯を起こさせ難い性状を有効に作用させるには、キシリト−ル含有製品を限定することが望ましく、チュ−インガム、タブレット(錠菓)などの菓子類、歯磨剤および洗口剤などに積極的に利用されるべきものです。 キシリト−ルガムやタブレットの効果的利用法は食直後に摂取することで、1日3〜5回が適当と考えられています。とくに虫歯になりやすいと考えられる小児や、妊婦、唾液分泌の低下してきた高齢者への応用は効果的と考えられています。 キシリト−ルは虫歯予防のオ−ルマイティ−な特効薬的なものでないことを明言しておきます。 キシリト−ルを用いた虫歯予防は補助的虫歯予防法で、虫歯予防の基本は、あくまでも従来より推奨されている、ブラッシング、フッ素の応用、規則正しい食生活、定期的な歯科健診などを実施することです。 これらを充分認識された上で、さらに虫歯予防の効果を高める補助手段としてキシリト−ルの効果について理解を深めていただきたいと思います。
普通の食品の形状をしているものが多く、効能がハッキリしているため、薬が苦手な人でも気軽にトライできるのがトクホのよいところです。 「なんとなく調子が悪い」「会社の健康診断でひっかかった」などという人は、いつも口にしているものをトクホマークつきのものにチェンジすることから、健康管理生活をスタートさせてみてはいかがでしょう。
認可のハードルが高いトクホは、効果、安全性ともにハイレベルな健康食品と言えるでしょう。ただし、きちんと一日あたりの目安量を守りましょう。トクホはあくまでも健康を維持するための「食品」であって、病気そのものを治す「薬」ではないこともお忘れなく!
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