血圧が高めの方に期待できる特定保健用食品のはたきをみる
最近の研究では、運動量が少ないと最大酸素摂取量(いわゆる体力)が低くなり、血圧が上昇してくることがわかっています。 逆に高血圧の人が軽い運動、すなわちその人の最大酸素摂取量の半分程度の運動をすることで、血圧を下げる効果があることがわかっています。この軽い運動とは、隣にいる人と笑顔で会話できる程度、つまりちょっと速めの散歩程度で十分なのです。 血圧を下げるには、1日40~50分間の運動を1週間に4~5回、合計で200分程度行うとよいそうです。運動は小分けに行っても血圧を下げる効果があるので、午前中と夕方に20分間ずつ分けて行ってもかまわないようです。
何はともあれ、塩分の摂取を控えることです。日本高血圧学会では、1日に摂取する塩分の目安を、6gに定めています。ところが、日本人の平均塩分摂取量はおよそ12gです。約、倍ですから少しでも下げることが必要です。 しかし、塩分を控えても、動物性脂肪の多い食品をとりすぎると、血液中のコレステロール濃度が上がり、動脈硬化を起こし、血圧を上げることになります。
卵黄、イカ、エビ、牛・豚・鶏の内臓、バターなどがコレステロールの多い食品ですが、イカやエビには心臓を強化するタウリンも含まれているので、量を考えて上手に食べるようにします。
病院で昼間に測った血圧は正常なのに、家庭で測ると高くなっているのは仮面高血圧です。あたかも仮面をかぶっているいるようなところから、その名はつけられました。 仮面高血圧には、いろいろなタイプがあります。多いのが早朝高血圧です。「早朝上昇型」と「夜間持続型」があります。
長い間、仮面高血圧に気づかないでいると、血管をいため動脈硬化を進行させてしまうことになります。さらには、心臓肥大や腎障害を引き起こす危険性も増します。
早朝の行動にもあわてず余裕を持って行ないたいものです。次のような行為は極力避けましょう。急に血圧が高くなる発作などに見舞われ、血管障害を起こすもとにもなりかねません。
血圧はいつも一定ではなく、1日の間でも変化しています。また、その時の体調や精神状態によっても変化してきます。 血圧が気になる人は、家庭でも血圧を測り、記録をとるようにすると良いでしょう。正しい測り方で、血圧は測るようにします。(血圧計の取り扱い説明書を参考に)
普通の食品の形状をしているものが多く、効能がハッキリしているため、薬が苦手な人でも気軽にトライできるのがトクホのよいところです。 「なんとなく調子が悪い」「会社の健康診断でひっかかった」などという人は、いつも口にしているものをトクホマークつきのものにチェンジすることから、健康管理生活をスタートさせてみてはいかがでしょう。 認可のハードルが高いトクホは、効果、安全性ともにハイレベルな健康食品と言えるでしょう。ただし、きちんと一日あたりの目安量を守りましょう。トクホはあくまでも健康を維持するための「食品」であって、病気そのものを治す「薬」ではないこともお忘れなく!
成分分析などの基礎研究から臨床実験まで、たくさん集められたデータを厳しく審査したうえで、厚生労働省が認可します。私たちが普段なにげなく食べている普通の食品から、錠剤、カプセル、ドリンクまで、その形状はさまざまです。
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